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MEGURO

一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

Sakura Map & Tourist Map

多言語冊子制作(英語・繁体字・簡体字・ハングル)

今回のインタビューは・・・

一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会
役職:事務局長
担当者:伊野 和秀


事業内容を教えてください。

目黒区の地域特性を活かした観光振興活動を行っている「めぐろ観光まちづくり協会」は、2009年に任意団体として設立されました。私は以前、目黒区の職員をしておりましたので、そのご縁で協会の仕事を始めました。現在、協会は毎年多くの花見客で賑わう目黒川の「さくらフェスタ」、スイーツの街として知られる自由が丘の魅力をアピールする「スイーツフェスタ」の二大イベントを軸に、さまざまなPR活動やイベントを実施しています。

2016年には一般社団法人となり、2020年の東京オリンピック開催による外国人観光客増加を見込んで、よりいっそう国際的な観光施策の実施に向けて取り組んでいるところです。

 

今回のジープラスメディアが提供するソリューション(多言語での制作物作成)が必要だった理由は?

近年、目黒を訪れる外国人観光客の人数が多くなったこと、2020年に東京オリンピック開催が決定され、より一層の外国人観光客の増加が予想されるようになったことが主なきっかけです。

外国人観光客への対応やPRのためには、多言語対応の案内マップが欠かせません。そこでジープラスメディアに依頼し、目黒区の多言語ガイドマップ「Meguro In Your Pocket」の制作と、「目黒川さくらMAP2017」の多言語翻訳を依頼しました。

対応言語については、実際の訪日外国人観光客の割合に合わせて選定しています。そのため、英語だけでなく、来訪者の多い中国、韓国、台湾の方々に読使っていただきやすいよう、繁体字、簡体字、ハングル版のガイドマップも制作したり、「目黒川さくらMAP2017」ではマップ上に各言語を併記したりしています。

2016年には、この3か国からは中国人が約640万人、韓国人約510万人、台湾人約420万人が日本を訪れたとされています。

 

今回行った施策にあたり、制作の時点で苦労した点はありますか?

特に「Meguro In Your Pocket」は多言語のガイドマップを制作するはじめての経験だったため、ジープラスメディアの担当者から全面的にアドバイスをいただきました。ショップやカフェ、観光スポット等の選定については、日本人視点ではなく、観光に訪れた外国人がどう感じるかという視点を重視しています。日本人の考え方に基づいて制作したガイドマップは、しばしば日本の文化や風習、価値観を押しつけたものになってしまいがちです。そうならないよう気を使いましたし、ジープラスメディアの担当者は日本人でありながら、制作過程で取材先から外国人と間違われるほど国際的な感覚を持っている方だったため、大変頼りになりました。

 

どのような効果がありますか?または今後どのような効果を期待していますか?

Meguro In Your Pocket」の取り組みは、外国人向けメディアをはじめ、多くの幅広い媒体で紹介されました。区内の12の大使館、3つの大使公邸のほか、東京大学や東京工業大学等の大学機関、都や区の窓口、図書館、26の都内のホテルなど、数多くの場所で配布する予定です。マップの仕上がりと配布実績には大変満足しています。

「目黒川さくらMAP」は、鉄道会社にも協力をしてもらい、31の区や公共の施設、31の運営協議会で約1万部を配布しています。

 

今後ジープラスメディアに期待することはございますか?

目黒区は外国人が多く住み、かつ花見客などの外国人観光客が増加するなか、外国人観光客へのPRだけでなく、マナーの共有など、さまざまな解決すべきコミュニケーション上の課題がある地域です。

その点を外国人の視点からアドバイスし、課題解決を担ってくれるジープラスメディアには、来年以降の計画も含めて継続的にお願いをしていきたいと思っています。

観光客の皆様から、多言語の案内がほしいという要望は常にあり、「Meguro In Your Pocket」や「目黒川さくらMAP」の増刷も今後必要になるでしょう。

 

同じ境遇にいる方たちに、アドバイスやメッセージをお願いします。

今後、2020年の東京オリンピック開催に向けて、多言語ガイドの必要性はますます高まることが予想されます。その中で不可欠なことは、他の区やさまざまな機関との協力です。「目黒川さくらMAP」では品川区と連携して多言語マップの制作に取り組みました。今後は世田谷、大田、品川、港、渋谷の城南6区の観光協会と連携を図りながら、外国人観光客の集客に向けて取り組まなければならないと感じています。

一つひとつの事項について話し合い、まとめあげ、それを多言語にしていく過程には大変な労力を要しますが、今後に向けて必ず取り組まねばならないことでもあります。ジープラスメディアのような企業の協力も得ながら、2020年を目標に、より一層の観光振興活動を進めていかなければならないのではないでしょうか。

 

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ライタープロフィール

亀田 早希 (Saki Kameda)

日系出版社で新書・文芸書・雑誌の編集に携わったのち、外資系出版社で法律書・法律雑誌の編集を担当。現在は、食品ベンチャーのコンテンツ担当兼フリーランスの編集・ライタ―