グローバル人材を採用する際、日本語能力はどれほど重要でしょうか?英語力と日本語力の理想的なバランスはどのくらいでしょうか?
日本語能力の重要性は仕事の内容や職場環境によって異なります。前回の記事では、グローバル人材雇用成功のコツを紹介しました。
多くの日本企業にとって、外国人社員を受け入れる最初のチャレンジは、言語の壁を最小限に抑え、日本語がN3程度の人材でも働ける、外国人社員をより受け入れる職場環境を作ることです。
今月の外国人求人・採用ニュースでは、2023 年にガイジンポットジョブに登録した外国人ユーザーの英語と日本語のレベルについて分析します。
2023 年の新規登録者のデータから下記の要点が分かります:
- 日本語中級(日常会話レベル):約27.7%
- 日本語初級(あいさつレベル):大多数の36.2%
- 日本語上級(ビジネスレベル)以上:約8.9%
このデータは、ビジネスレベルの英語力を持っている外国人は、一般的に日本語能力も高いこと、また、ビジネスレベルの日本語能力を備えている英語ネイティブは希少であることを示しています。
英語レベル別のポイント:
- 英語が母国語レベルの外国人:
- 37.5%は日本語能力無し
- 9.4%は日本語がビジネスレベル以上
- 英語が流暢な外国人:
- 42.4%は日本語能力無し
- 7.8%は日本語がビジネスレベル以上
- 英語がビジネスレベルの外国人:
- 33.8%は日本語があいさつレベル
- 11.4%は日本語がビジネスレベル以上
2023年ガイジンポットジョブの新規登録者の日本語能力
結論
日本最大級の外国人向け求人サイトガイジンポットジョブは日本の多様な外国人人材について理解するための重要なリソースとしても機能しています。登録されている求職者の履歴書データから、日本で働く外国人の属性について貴重な情報を提供しています。
今回の結果から高すぎる日本語レベルの応募要件は採用の幅を狭めてしまう可能性があることが分かります。さまざまなレベルの日本語能力を持つ人材を検討することで、より広いの選択肢からより優秀な人材を採用することが可能となります。
ガイジンポットジョブには、毎日新しい人材が続々と登録しています。採用難易度が上がっている昨今の人材マーケットにおいて、ガイジンポットジョブは人材が獲得できる、実績のある求人サイトです。
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