海外から来日前に日本の物件を借りたい方、将来日本に引っ越す予定がある方、賃貸お部屋探し初心者の方必見!リアルエステートジャパンは今回、不動産賃貸仲介業者-住まいのSEIKA (成家、Sumaino SEIKA) 様にインタビューを行い、日本で家を借りる際知っておくべき基本知識、外国人から多く寄せる質問についてお話を伺いました。
住まいのSEIKAは多言語対応経験豊富な不動産賃貸仲介業者で、東京、神奈川、千葉、大阪、福岡など大都市で店舗を設けています。直接店舗にお問い合わせいただくのはもちろん、異なる店舗に所属されている多言語対応スタッフがあなたのお部屋探しのサポートをしてくれますので、お問い合わせの際は記事の最後にありますお問合せフォームよりご連絡ください!
以下、弊社からの質問と株式会社成家のご担当者様からの回答をご紹介します。
⑴ 私は現在海外に住んでいます、日本語学校で勉強しするために今年9月に来日すると考えています。家を探し始める時期に関して何かアドバイスがありますか?海外からの家を見つけるのを手伝ってくれることができますか?
一般的には入居開始日を基準として2ヶ月ぐらい前から探した方がいいと思います。だいたい前の入居者が退去する1ヶ月前に退去手続きをするので、実際3か月以上前から探しても希望の入居日に間に合う物件がそんなにありません。
また、お部屋の入居開始日を設定する際に、現在空室の部屋の場合はだいたい申込日から2週間前後までしか入居開始日をスライドしてくれません。そのため、事前に住みたいお部屋を確保する為には実際の住み始める日と関係なく家賃を支払い続ける必要がございます。
したがって、物件を探し始める時期、希望の物件を見つける点、適切な入居開始日を設定するといった点が非常に重要なポイントです。お引っ越しの繁忙期・閑散期を問わず、日本では2ヶ月ぐらい前から家を探し始めるのが一般的なので、仮に9月上旬に来日するのであれば、7月上旬頃から探し始めるのがタイミング的に良いでしょう。
実際に海外から日本の賃貸物件を申込むことは可能でしょうか?回答としては、物件によっては海外から事前申込み可能な物件も存在しています。
ただ、日本の賃貸物件を申込む際、管理会社・オーナーさん・保証会社による入居審查を行います。例えば賃借人に電話番号と住所があり連絡できるかどうか、賃料を支払うのに十分な収入源はあるかどうか等を事前に確認します。賃借人が日本に住んでいない場合は入居審查が難しくなるので、海外から契約が可能な部屋は少ないことは間違いありません。
弊社では対応可能な物件情報もございますので、お客様のご希望に合わせながらお手伝いさせて頂きたいと思います。
⑵ 日本で家を借りるのに日本人の保証人は必ず必要でしょうか?保証人になってくれる日本人の知り合いがいない場合はどうすればいいですか?
最近は、連帯保証人ではなく保証会社を通しての契約が主流になりまして、逆に連帯保証人が必要な物件は少ないです。
保証会社と保証プランにもよりますが、保証会社を利用する際にかかる費用は概ね家賃の30%〜100%の間となっています。例えば、家賃6万円のアパートの場合、賃貸借契約を結ぶ際に3万円の保証料を支払わなければなりません。またプランによって、1年もしくは2年ごとに保証会社に更新料として1万円前後を支払わなければなりません。
また、保証会社もきちんと入居審査をするため、少なくても緊急連絡先を要求する物件と保証会社が多いです(日本人の緊急連絡先を要求される場合が多いです)。外国人の方が初めて日本で家を借りる場合、日本人の緊急連絡先を用意するのはなかなか難しいかもしれません。
弊社では、外国籍でも審査に通りやすい物件や日本人の緊急連絡先と保証人が不要な物件も多数紹介可能ですので、ぜひご相談ください。
⑶ 在留資格認定証明書(COE)を持っていますが、在留カードはまだ持っていません。COEのみの場合は賃貸物件を申込むことができますか?
少なくとも在留資格認定証明書(COE)を持っていない限り、日本で普通借家契約の物件を借りることはできません。管理会社とオーナーさんはお客様が実際に持っているビザを考慮し審査します。
COEしか持っていない場合、賃貸物件に申し込むことができるかどうかは、物件の管理会社やオーナーさんによって審査基準が異なります。一部ではありますが、管理会社によって来日する前に審査ができる物件もあります。例えば、外国語で本人確認を行える管理会社の場合はCOEしか持っていない外国人の入居申込みを受け入れてくれることもあります。弊社が直接管理している物件もございますので、その場合は比較的融通が利いたりします。
⑷ ペット(犬/猫)と一緒に日本へ引っ越したいのですが、ペットと暮らせる家の探しを手伝ってくれませんか?家賃や追加料金はありますか?
もちろんペット対応物件のお探しは可能ですのでぜひお声がけ下さい。ペット対応の賃貸住宅をお探しの場合は、いくつか注意すべき点があります。
賃貸物件の募集情報に「ペット可」と記載されている場合は、オーナーさんや管理会社にペット飼育に関する規則を尋ねる必要があります。ほとんどの場合、20 kg未満の小型犬1匹または猫1匹まで飼育可能です。その場合、一般的には償却される敷金1ヶ月が追加されます。
ただ、場合によっては敷金2ヶ月分を要求されることもあります。例えば、猫に関しては壁紙に傷をつけるなどの可能性が高くなります。猫の爪とぎでふすまや障子、畳、床、ドアがボロボロになるケースも犬などを飼うより多いためです。この場合、敷金1ヶ月では相殺できない時も少なからずありますので、オーナーさんや管理会社から敷金2ヶ月(償却)を要求されたりします。また、猫を飼われていたお部屋は入居期間と関係なく、原状回復の際ほとんどは壁紙を張り替えなければならないケースもございます。
ペットと一緒に暮らせる部屋をお探しの際、犬の散歩ができる公園や獣医クリニックなど、近くに便利な施設があるかどうかも忘れずにチェックしてください。ペットと過ごす時間を確保するために、住む場所を検討する際に通勤時間を最小限に抑えることも良い選択肢かもしれません!
⑸ 住まいのSEIKAのご紹介をお願い致します。また、他の不動産賃貸仲介業者との違いについて教えてください。
弊社は日本語はもちろん、英語・韓国語・中国語・フランス語・ロシア語・トルコ語など複数の言語に対応可能です。
また、外国籍の方が審査に通りやすい物件情報も豊富にございますし、自社が保有している物件もあります。
さらに東京・横浜などの首都圏はもちろん大阪や福岡などの地方にも店舗を設けてありますので全国的なお部屋探しも可能となります。
⑹ リアルエステートジャパンの読者に向けた特別なプロモーションや割引はありますか?
物件の家賃や条件によりますが、リアルエステートジャパン読者の方が借りる場合、または誰かをご紹介いただける場合はお値引きや紹介料を差し上げるキャンペーンを行っておりますので、ぜひご相談下さい。
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