ソニー銀行の英語版オンラインバンキングが在日外国人に大好評!その理由とは? - GPlusMedia

ソニー銀行の英語版オンラインバンキングが在日外国人に大好評!その理由とは?

昔から外国人が日本で生活をする中で大きなストレスを感じているもののひとつに「銀行サービス」があげられます。以前、ジャパントゥデイの読者に「日本の銀行で困ったこと」のアンケートを行なった際にも、あっという間に100件以上のコメントが集まったほどで、「英語でのサポートが不十分」「柔軟性に欠ける」「海外の銀行との互換性がない」などの多くの意見が寄せられました。

国内ネット銀行大手のソニー銀行は昨年春外国人向けの新サービス「English online banking」を開始しました。このサービスは日本国内在住の外国人が口座開設から取引までを気軽に行なえるため、在日外国人の間で好評価を得ています。

弊社はこの新サービスのリリースに合わせて、ジャパントゥデイとガイジンポットで「English online banking」を紹介する記事やバナー広告を活用し、約半年間のプロモーションを実施しました。プロモーション開始から1ヶ月、予想もしていなかった事態が起きました。なんとソニー銀行の担当者から、「コールセンターの対応が追いつかない状況になりつつあるので、広告をいったん下げて欲しい。」と連絡が入ったのです。

なぜここまでソニー銀行の「English online banking」は外国人たちを惹きつけたのでしょうか?その理由はいたってシンプルながら、実は意外に多くの企業ができていないことでした。日本に住む外国人たちに日本の銀行が抱える問題点を直接ヒアリングし、そこで出てきた課題をもとに何が必要かを考えた外国人目線で作り上げたサービスになっていたからです。

記事では「English online banking」を作り上げた担当者が語るサービス立ち上げからリリースまでの背景も紹介しています。記事ページの滞在時間は4分を超えており、読者は記事をじっくり読み込み、サービス内容からメリットまできちんと理解した上で問合せや申込みのアクションを起こしたことがうかがえます。

「顧客から生の声をヒアリングし、製品開発に活かす」、こんな日本企業としては当たり前に行なってきたことが外国人に向けては意外にできていないことは多いのではないでしょうか?逆に言えば、きちんと外国人の声を拾い、製品やサービスの開発に活かすことで、まだまだ日本人以外にも受け入れられるモノやサービスを作り出していくことができるということを示していると言えます。