独自インタビュー第3弾は、リノベ百貨店の松島様と久保木様にお話をお伺いしてきました。”マンスリー賃貸ビジネスに興味はあるけど、不安でなかなか一歩が踏み出せない”、そんな風にお考えの不動産会社様はぜひ参考にしてみてください！
まずは簡単に自社紹介をお願いします！
築年数30年〜40年の築古物件のリフォーム事業をやっているエイムズ株式会社から、その後の運営を任される形として独立したのがリノベ百貨店の始まりです。賃貸・マンスリー事業等のサポートを行なっています。
マンスリー賃貸事業参入のきっかけはありますか？
元々は賃貸のみでやっていました。ただ賃貸だと内装工事だけで、その後の家具の搬入やインテリアまでは携われなくて、少し物足りなさを感じていたんですね。せっかくリノベーションをするのであれば、家具やインテリアを含めての完成形を創りたいと思ってました。マンスリー賃貸は通常、家具家電付きでインテリアも込みなので、それであれば自分たちの強みや魅力を十分に活かすことが出来るなと思いました。それと同時に、お客様からリノベーション後に民泊やマンスリー賃貸での運用をしたい、その運用までお願いしたいという声もよく上がるようになって、参入を決意しました。
マンスリー賃貸事業でよかった点と、苦労した点を教えてください。
外国人の方だと海外から問い合わせが入ることがほとんどで、電話が使えなくメールでのやり取りになるんですが、電話に比べてやはりレスポンスに時間がかかてしまう点がありますね。簡単に確認したい事項などもメールとなると時間を要してしまう点が難点です。あとは先の予約の問い合わせが入ることが多くて最初のうちはこまめに連絡があるんですが、途中でプッツリ連絡が途絶えることがたまにあり、理由もわからずなのでその辺りは困っているところですね。全体的にユーザーは日本人の方が多いです。良かった点は、賃貸よりも収益が取れるところですね。あとは自社の強みを活かすことの出来るマーケットであるとも感じています。
数あるポータルサイトの中から弊社リアルエステートジャパンを選んでいただいた理由は？
正直、あまり選んだつもりはありません（笑）。マンスリー賃貸のポータルサイトの数って少ないんですね。それでいて問い合わせもコンスタントにありそうで、しっかり機能してそうなポータルサイトというと、正直ほとんどないので、、、自然に辿りついた感じです。内装がそれぞれ異なり、言わば1点物としての販売になるので、ピッタリとタイミングよくハマる方を見つけるのが大変なんですね。例えばこの辺りのエリアで予算10万円以内であれば特にこだわりないです、みたいな問い合わせなら簡単ですが、問い合わせ自体が基本的に”この部屋がいい！”というような感じなので、希望のタイミングで空いてないとなると、うまくハマらなくて。その辺りで少し成約の難しさを感じていますね。
これから弊社リアルエステートジャパンに期待したい点と改善して欲しい点を教えてください！
システムは使っていて不便な点はないです。ユニークな内装や部屋の大きさなどは自信があり、他社には負けないと思ってます。リアルエステートジャパンにはハイエンドなユーザーをもっと増やして欲しいなと思ってます。
今後、御社の目指すところはありますか？
内装工事から運営まで一貫している企業は他にないので、認知度をあげて、No.1を目指して行きたいと思ってます。初期費用を抑えておしゃれな物件に住めるという新しい住み方の提案もしたいと思っています。
プロフィール
松島力（左）：東京大学工学部卒。2002年三井物産入社。化学品化学品本部に所属し、芳香族系のクレゾール・その誘導品、アンモニア誘導品のメラミンの事業責任者として、事業規模100億円程度の輸入、輸出、三国間取引を推進。 2008年ボストンコンサルティンググループ。金融機関の事業再生、電機・FA機器メーカー営業戦略、代理店戦略の立案に従事。2011年ハプティック株式会社の立上げに参画、取締役兼リノベーション事業部長。2015年エイムズ株式会社を設立。
久保木萌（右）：英語の専門学校を卒業後、東京駅近くのホテルにて5年間勤務。退職後はかねてより夢であった1年間の世界一周の旅にでる。その旅をきっかけに、日本をもっと旅しやすい国にするを目標とし自社でリノベーションした物件をマンスリーで運用しているエイムズに2019年1月に入社。現在は、マンスリー、ホテル、民泊の運営事業部を担当。
リノベ百貨店 http://www.renov-depart.jp/
