飲みニケーションも効果あり！？外国人従業員マネジメントのコツは…「カジュアルな会話から広がる濃いコミュニケーション」

株式会社ジープラスメディア（東京都港区、代表取締役社長 時澤正、以降ジープラス社）は、株式会社WizWe（東京都千代田区、代表取締役社長 森谷幸平）の協力のもと、外国人従業員を部下にもつ管理職を対象に、外国人部下のマネジメントについての調査をいたしました。

本調査では、外国人従業員を雇用している企業50社にインターネットを通じてアンケートを依頼。外国人従業員の受け入れ状況や体制、外国人部下を持つことにおけるマネジメント上の課題、マネジメント上の工夫等について尋ねました。

調査内容について

調査によると、9割以上の職場で外国人従業員の受け入れはポジティブと捉えられており、外国人従業員による対社内・クライアントのトラブルも「ない」と答えた企業が半数以上という結果になりました。

また、外国人部下との信頼関係や外国人部下の業務意識を向上・改善させた経験が「ある」と回答した管理職は7割で、自由回答の中には職場での会話やプライベートでの付き合い、生活支援などマネジメント上の様々な工夫が寄せられました。

次に、「外国人を部下に持つ上で役にたった経験」について尋ねた結果は、「外国人と接したことがある」に回答した管理職が最も多く、「海外での管理職経験」や「海外赴任の経験」を大きく上回りました。このことから、海外生活や海外での業務経験より、外国人とのコミュニケーションの経験値こそが大切であることが分かります。

さらに、外国人従業員の定着率・パフォーマンス向上のために必要だと思う事としては、評価制度や就業ルールのあり方を上回って「（外国人従業員に対する）組織内での理解向上や助言を促す取り組み」を挙げる回答者が最も多い結果となりました。アンケート全体を通じて、外国人を従業員として迎えマネジメントをする上では、親しくコミュニケーションをとり、細やかに気にかけることが重要と考える人が大半を占めました。

昨年ジープラス社が発表している、日本で働く外国人に関する意識調査の結果においても、外国人従業員は上司に対して濃いコミュニケーション を求めていることが明らかになっています。

このように、濃いコミュニケーションを通して、外国人従業員の文化背景やアイデンティティを理解し、価値観の違う人間として互いに向き合う努力をすることで、”外国人”の良さが活かせる職場の環境づくりに繋がるのではないでしょうか。

調査まとめには、外国人部下といかにコミュニケーションをとるか、上司の方々の具体的な取り組み方や意見を多数掲載しておりますので、ぜひご一読ください。

調査趣旨

企業における外国人人材の雇用が増加し続けている現在、外国人従業員の定着や活躍推進が大きなテーマになりつつあります。外国人従業員のモチベーションを上げ、スムーズな業務環境を実現するために何が必要なのか？外国人雇用の現場にて現在進行形で課題を感じている方や、今後雇用を予定しており不安を感じている方の参考となるように、多くの外国人従業員マネジメント事例を調査・収集しました。

調査概要

調査対象：外国人従業員を部下にもつマネージャー
調査時期：2018年10月23日～11月30日
調査方法：インターネット調査法
回答人数：50社
調査協力：株式会社WizWe

調査項目

• 外国人従業員の受け入れ評価
• 外国人従業員の受け入れトラブル
• 信頼関係の構築と業務効率
• 上司に求められるもの
• 組織に求められるもの
• 定着率・業務効率向上への取り組み

株式会社ジープラスメディアは、英語ニュースサイト「ジャパントゥデイ(Japan Today)」や、外国人向け生活情報ポータルサイト「ガイジンポット(GaijinPot)」など6つの外国人向けメディアを運営しています。保有メディア全体では、月間ページビュー数1,738万/ユニークユーザー数247万と、外国人から圧倒的な支持と高い認知度を誇っています。

外国人市場のニーズをいち早く察知し、外国人市場に特化したマーケティングデータを武器に日本の国際化の一端を担うべく、企業や地域の国際化に必要な情報提供を行っています。

【会社概要】

会社名　株式会社ジープラスメディア
代表者名　代表取締役社長　時澤正
設立年月日　2001年5月
本社所在地　東京都港区東麻布1-8-1　東麻布ISビル4階

【調査協力会社概要】

会社名　株式会社WizWe
代表者名　代表取締役社長 森谷幸平
設立年月日　2018年5月
本社所在地　東京都千代田区麹町4-8-8 麹町高善ビル5階